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硬水が体に悪いって本当?悪いと言われている理由を軟水と比較して解説
2023.10.17
「硬水は体に悪い」と言われていますが、水道水から硬水が出る国では飲用水にも料理にも使われています。
ではなぜ、日本では「硬水は体に悪い」と言われることがあるのでしょうか?
本記事では「硬水は体に悪い」と言われてしまう理由について、軟水と比較して解説します。
また、硬水が向いている人の特徴や、硬水が水道水から出る海外での注意点も解説しています。
硬水の安全性が気になる方は、ぜひ参考にしてください。
目次
硬水が体に悪いと言われる理由
日本は軟水が多く湧き出ており、水道水も軟水のため硬水に慣れていない方も多いです。
そのため、しばしば「硬水は体に悪い」と言われることがあります。
しかし、なぜ悪いと言われているのかわかっていない方もいるようです。
そこで、硬水が体に悪いと言われることがある理由について解説します。
味にクセがある
硬水とは、簡単に説明するとミネラル分が多い水です。
ミネラル分の少ない軟水に比べて、味にクセを感じる方も多いです。
そのため「硬水はまずい」と感じる方もおり、そこから「硬水はまずいから体に悪い」と思われているのだと考えられます。
お腹を壊すことがある
日本人は軟水に慣れているため、硬水を一度に大量に飲むとお腹を壊すことがあります。
その理由は、硬水に含まれているマグネシウムです。
マグネシウムには水分の吸収を高める働きがあるため、水を含みやすくなることで便が柔らかくなります。
しかし大量に硬水を摂取すると、逆に水を吸収しすぎてお腹を壊してしまうことがあるのです。
また、海外に行った経験がある人が「海外の水道水を飲んだらお腹を壊した」と語るのも、硬水が体に悪いと言われてしまう理由の1つでもあるでしょう。
「硬水が体に悪い」=「軟水は体によい」といえるの?
「硬水が体に悪ければ、軟水は体によいのだろうか?」と考える方もいるでしょう。
しかし、硬水にも軟水にもメリットとデメリットが存在しており、どちらか一方が絶対によい・悪いとはいえません。
そこで、硬水と比較した際の軟水のよい点を解説します。
軟水と硬水を比較したときの軟水のメリットを知ることで、どちらを選ぶべきかわかるかもしれません。
日本人は軟水に慣れているため抵抗がない
日本で湧き出ている水のほとんどは軟水であるため、日本人は軟水に慣れており抵抗なく飲めます。
「硬水と比べて体によいのか?」と聞かれるとはっきりとはいえませんが、水分補給を目的とすれば軟水の方が抵抗なく飲めるため、硬水よりも体に取り込みやすいといえるでしょう。
そのため、水分補給を目的にするのであれば、飲みやすい軟水がおすすめです。
赤ちゃん・子どもでも問題なく飲める
赤ちゃんや子どもの体はとても繊細で、ミネラル分の多い硬水を与えると胃腸などの消化器官に負担がかかります。
そのため、消化器官が未発達な赤ちゃんや子どもにとっては、軟水の方が体によいといえるでしょう。
硬水はどんな方に向いている?
「硬水は日本人が飲み慣れていないからお腹を壊しやすいのに、なぜ販売されているの?」と不思議に思っている方もいるでしょう。
硬水は日本人が飲み慣れない水ではありますが、飲むことによるメリットがあるから販売されているのです。
では、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか?
硬水のメリットを踏まえたうえで、どのような方に向いているのかを説明します。
硬水のメリット・デメリットについて詳しく知りたい方は「ウォーターサーバーの水は硬水or軟水?どちらを選ぶべき?」をご覧ください。
軟水と硬水のメリットとデメリットを解説しています。
美容・健康意識の高い方
「体内で生成できないミネラルを補給したい!」など、美容・健康意識の高い方には硬水がおすすめです。
硬水は軟水よりもミネラル分が多く、美容や健康によいと注目されている成分を摂取しやすくなるといわれています。
ただし、飲みすぎるとお腹を壊す可能性がある点に注意しましょう。
硬度が高い水はお腹を壊しやすくなるため、初めは硬度が高くない中硬水からチャレンジすることをおすすめします。
便秘で困っている方
硬水を大量に摂取するとお腹を壊す可能性がありますが、適度に補給すれば便秘解消に繋がるといわれています。
硬水に多く含まれるマグネシウムは、便秘薬にも配合されている成分です。
そのため、マグネシウムを含む硬水を飲むことにより、便秘の改善が期待できます。
しかし、硬水を飲んだからといってすぐに解消できるとは限りません。
中硬水を継続して飲むことから始めることをおすすめします。
肉の煮込み料理を作る方
硬水に含まれるミネラル分には、カルシウムとマグネシウムもあります。
これらは肉を煮込んだ際にアクや臭みを取って柔らかくする効果があるため、肉の煮込み料理にはぴったりです。
より美味しい料理を作りたい方は、肉の煮込み料理には硬水を取り入れてはいかがでしょうか。
海外の硬水は体に悪い?海外で飲むときの注意点
海外では水道水から硬水が出ることもあるほか、ライフラインがしっかり管理されていない地域もあります。
そのような地域の水道水を口にすると、硬度以外の理由でお腹を壊してしまうかもしれません。
そのため、海外の水を飲む際は以下のポイントに注意してください。
水道水はそのまま飲まない
ライフラインがしっかりと整備されている地域であっても、水道水をそのまま飲まないようにしてください。
海外のホテルには、廊下にウォーターサーバーが設置されていることもあります。
水を飲んだり食べ物を作るためにお湯を沸かしたりしたいときは、そのウォーターサーバーから水を汲んで利用してください。
歯磨きの際もミネラルウォーターでゆすぐ
歯磨きで口をゆすぐときも、口に水が入ることになります。
普段から胃腸が弱くお腹を壊しやすい方は、歯磨きの際も水道水を使用せず、購入したペットボトルの水でうがいをするのがおすすめです。
必ず硬度を確認してペットボトルを購入する
「ミネラルウォーターなら安心!」と思う方も多いかもしれません。
しかし、販売されているミネラルウォーターにも硬水と軟水があり、後からミネラル分を加えて販売されている水もあります。
そのため、必ず硬度を確認してから購入してください。
体に優しい軟水を飲むなら「リセットタイム」のウォーターサーバーがおすすめ
「硬水ほどではないけれどミネラル分を含んだ軟水が飲みたい」
「体に優しい水を飲みたい」
このようにお考えであれば、「リセットタイム」のウォーターサーバーがおすすめです。
非加熱処理でミネラルたっぷりの天然水が飲めるほか、硝酸態窒素・放射性物質を含まないため安心してお飲みいただけます。
ミネラルたっぷりで体に優しい天然水
「リセットタイム」でお届けしている天然水は、熱を一切加えず完全非加熱で処理しています。
処理後にミネラルを一切添加していないため、自然のミネラルをたっぷりととれることが特徴です。
また、弱アルカリ性で健康な人のpHに近いpH8の天然水です。
疲労が蓄積されると体液は酸性に傾くため、健康のためには弱アルカリ性の成分を取り入れる必要があります。
そのため、毎日忙しい方には「リセットタイム」の天然水がおすすめです。
徹底した品質管理
フレッシュで安心な天然水をお届けするために、品質管理を徹底しています。
地下700mからくみ上げた地下水はクリーンルームにて無菌状態でボトリングしているため、安心してお飲みいただけます。
硝酸態窒素・放射性物質を含まない
「リセットタイム」の天然水には、硝酸態窒素・放射性物質を含みません。
これらは大量に摂取すると体に影響を及ぼす可能性がありますが、「リセットタイム」の天然水には含まれていないため安心してお飲みいただけます。
まとめ
「硬水は体に悪い」と言われることもあります。
しかし、それは日本人が飲み慣れておらず「まずい」と感じてしまうことや、大量に摂取するとお腹を壊しやすいことが理由であるとわかりました。
硬水は適度に摂取すれば、美容・健康面で注目されている成分を手軽に摂取できたり、便秘の改善が見込めたりなど、さまざまなメリットがあります。
巷のうわさに流されず、必要なときに必要なだけ摂取するようにすれば問題ないでしょう。
なるべく体に優しい水を飲みたい方は、軟水がおすすめです。
日本人が飲み慣れており抵抗なく飲めるほか、胃や腸などの消化器官に負担をかけにくいため、赤ちゃんや子どもにも安心して与えられます。
水の種類が多くどのウォーターサーバーを選べばよいかわからないときは、「リセットタイム」のウォーターサーバーがおすすめです。
自然のミネラルたっぷりで体に優しい軟水の天然水を、手軽においしく安全にお飲みいただけます。
ペットボトル2Lや500mlのお試しコースもあるため、水の味を確かめてから決めたい方はお試しコースから気軽に始めてはいかがでしょうか。
執筆監修
宮崎 寿治
ResetTimeのほか、かぞく想いの天然水、純天然アルカリ保存水の担当として営業活動を執り行うかたわら、日々知識をアップデートすべく勉強中。独自の切り口から様々な情報を取り入れ、そこで得た知識を基に記事の監修を行う。得意分野は保存水。