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ウォーターサーバーの温水は白湯になる?白湯のメリットから作り方のポイントも解説
2023.10.13
白湯は「水を沸騰させたお湯」「何も混ぜていないお湯」と説明されることがよくあります。
しかし「一度沸騰させることが白湯である条件であれば、ウォーターサーバーの温水は白湯だといえるのだろうか?」と思う方もいるでしょう。
そこで、この記事では白湯の効果について知るために、白湯のメリット、作るときの注意点についてご紹介します。
健康のために白湯を飲むべきか、ウォーターサーバーの温水を白湯として飲んでもよいのか知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
目次
そもそも白湯の条件とは?
白湯の意味について、いくつかの辞典を引くと「沸騰させた湯」や「何も混ぜていない湯」と書かれています。
そのため「沸騰させていないと白湯ではないのか?」と思う方も多いでしょう。
「お湯の中でも一度沸騰させたお湯が白湯」
「10分以上沸騰させたものが白湯」
このように言われることもありますが、明確な定義はありません。
ただし、共通して「沸騰させること」とあるため、ふつふつとなべ底から沸き始める90℃以上に熱したものが、一般的に「白湯」と呼ばれるお湯といえるでしょう。
また、沸騰させ塩素を抜くと多く記載されていることから、お湯を沸騰させる目的はカルキ抜きである可能性が高いです。
白湯を飲むとどんなメリットがある?
白湯を飲めばカフェインやカロリーを取りすぎることなく体が温められるほか、さまざまな健康上のメリットが期待できます。
最近ではそのメリットが注目されており、アサヒ飲料が実施した白湯の飲用経験率の調査によれば、2009年に比べて2022年は約5倍に増えたそうです。
カフェインやカロリーを摂取せずに体を温められる
コーヒーやコーンポタージュなど温かい飲み物はたくさんありますが、カフェインやカロリー・糖質などが気になる方も多いでしょう。
しかし、白湯は何も含まないお湯です。
そのため、0カロリーで体を温められます。
腸内環境が整うことが期待できる
体が温まることで胃腸がよく動き、腸内環境が整うことが期待できます。
腸内の活動が活発になれば便秘の改善や利尿作用に繋がるため、体内の老廃物を体外に排出する働きも期待できるでしょう。
血流アップが期待できる
体が温まれば、血流がアップします。
血流がアップすると冷え性の改善が期待できるため、手足が冷えやすい方にはおすすめです。
免疫力アップが期待できる
茨城産業保健総合支援センターによれば、体温が36.5℃以上になるとNK細胞が活発に働くといわれています。
NK細胞とは免疫細胞の1種であり、がん細胞やウイルス感染細胞を攻撃する細胞のことです。
白湯を飲んで体温を上げてNK細胞が活発に動くようになれば、免疫力アップが期待できます。
ウォーターサーバーの温水は白湯として使える?
「沸騰させないと白湯ではない!」との意見もありますが、ウォーターサーバーの温水は白湯として飲めます。
ウォーターサーバーは劣化防止のため100℃には設定できませんが、90℃の高温に保つことは可能です。
そのため、十分白湯として使えるでしょう。
そもそも水を沸騰させるのはカルキ抜きが目的であるため、塩素を含まないウォーターサーバーの水は沸騰させる必要がないといえます。
また、ウォーターサーバーを使えば水をやかんに入れて火にかける必要もないため、手軽に白湯が作れるのもポイントです。
冷水を混ぜれば、すぐに適温の白湯が飲めます。
ウォーターサーバーで白湯を作るときのポイント
ウォーターサーバーで白湯を作るときは、温水と冷水を混ぜるだけでOKです。
ただし、お湯を冷ます時間をなるべく短くして、すぐに適温で飲みたい場合は以下のポイントに注意しましょう。
温水と冷水は6:4の割合で入れる
適温に調整するために、温水と冷水は6:4の割合で入れましょう。
そこから温水または冷水を継ぎ足して、ちょうどよい温度になるまで調整してください。
なお、6:4の割合はあくまで目安です。
好みの温度が決まっているのであれば、料理用の温度計で測りながら作るとよいでしょう。
コップの容量を考慮して調節する
初めに大量の温水を入れると温度調節が難しくなるため、コップの容量を考えて少なめに温水を入れてから調整します。
最適な温度を求めるあまり、コップからあふれてしまわないよう注意してください。
温水と冷水を混ぜた勢いでこぼれる可能性もあるため、コップのふちぎりぎりまで注がないようにしましょう。
水道水を混ぜない
ウォーターサーバーの水は不純物がほとんど含まれていないため、白湯として飲むにはおすすめです。
しかし、温水を冷ますために水道水を入れると、塩素などを混ぜてしまうことになります。
それではウォーターサーバーの水を使っている意味がなくなってしまうため、温水を冷ましたいときは水道水ではなく、ウォーターサーバーの冷水を必ず入れましょう。
白湯を飲むなら「リセットタイム」のウォーターサーバーが便利
「朝は忙しいからお湯を沸かす時間がない」
「水道水をカルキ抜きするために数分間沸騰させ続けるのは面倒」
このように思っている方は、「リセットタイム」のウォーターサーバーがおすすめです。
高品質な原水を使用しているため沸騰させる必要がないほか、冷水・温水の温度を調節できるため簡単に適温の白湯を作れます。
不純物をほとんど含まない高品質な原水を使用
「リセットタイム」で提供している天然水は、不純物をほとんど含まない高品質な原水を使用しています。
そのため、熱を一切加えない完全非加熱での処理が可能となっています。
自然のミネラルもたっぷりと含んでいるほか、硝酸態窒素・放射性物質を含まないため、安心しておいしくお飲みいただけます。
冷水・温水が各3段階で調節可能
冷水・温水の温度はボタン1つで簡単に調節できます。
冷水は5℃・8℃・10℃、温水は80℃・85℃・90℃に調節可能です。
お好みの温度の冷水・温水を活用して、適温の白湯が作れます。
ECOモードで電気代を節約
通常モードでは電気代が月600円ほどかかりますが、ECOモードにすれば月500円程度になります。
ウォーターサーバーの利用においては電気代が気になる方も多いですが、ECOモードにすれば1か月たったのワンコインです。
まとめ
白湯とは、一度沸騰させたお湯や何も混ぜていないお湯であることがわかりました。
また、沸騰させることを条件に挙げる理由は、カルキを抜くためであると考えられます。
そのため、塩素を含まないウォーターサーバーの水であれば、完全に沸騰させていなくても白湯として飲むことが可能です。
ウォーターサーバーで白湯を作るときは、コップの容量を考慮したうえで温水と冷水を混ぜましょう。
初めに温水をたくさん入れてしまうと、冷水を入れてもなかなか適温にならずあふれてしまいます。
そのほか、温水を冷ますために水道水を入れるのもNGです。
せっかく塩素を含まないお湯を使用しているのに、塩素を足してしまうことになります。
氷で冷やす場合も同様です。
コップの外側から氷で冷やすのは構いませんが、水道水で作った氷を入れた場合でも塩素を加えてしまうことになります。
初めは難しいかもしれませんが、慣れれば温水と冷水をどのくらい入れればよいかわかるようになるでしょう。
それまでは料理用の温度計で測ったりして、熱すぎない適温を探してください。
執筆監修
有馬 直之主任
2018年より無添加・オーガニック・健康に拘った天然水を追い求め、天然水法人営業担当として活動。全国の天然水を飲み比べ、よりよい安心安全な天然水の情報をお客様にお届けするために奔走。現在、アクアソムリエの資格を目指し奮闘中。