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停電時でも利用できるウォーターサーバーの特徴と使い方を解説
2023.10.13

停電時には「ウォーターサーバーの水が腐ったりしないだろうか」と心配な方もいると思います。
ウォーターサーバーは、機種によっては停電時でも使用可能です。
通常通りコックやレバーを引くだけで、常温の水が飲めます。
しかし、停電時でも使えるウォーターサーバーとはどんなものなのでしょうか?
そこでこの記事では、停電時でも使えるウォーターサーバーの特徴について解説したうえで、停電時の使い方もご紹介します。
万が一に備えたい方は、ぜひ参考にしてください。
目次
停電時にも使えるウォーターサーバーの特徴
出水に電気を使わない物やボトルを上に設置するタイプ、非常用コック・温水タンク排水口が搭載されているウォーターサーバーは、停電時にも使用可能です。
常温のみとなりますが、ボトルやタンクに残った水を有効活用できます。
レバー式・コック式のウォーターサーバー
ウォーターサーバーの出水口には、コック式・レバー式・ボタン式の3種類があります。
このうち、コック式とレバー式はコックをひねるかレバーを上下させるかの手動で出水するため、電気が必要なく停電時にも使用可能なものが多くあります。
ただし、ボタン式は出水時に電気を使うため、停電時には使えません。
ボトルを上に設置するウォーターサーバー
ボトルを上に設置するタイプのウォーターサーバーの場合、電気を使って給水しないためボタン式でなければ停電時も使えます。
ただし、パック式のようにセット時に何かの操作が必要な機種を使用している場合、出水に電気が必要なため停電時には使えません。
非常用コック・温水タンク排水口が搭載されているウォーターサーバー
引っ越し時に水を抜くため、ほとんどのウォーターサーバーには背面に温水タンク内の水を抜く非常用コックや排水口があります。
これがあれば、ボタン式であっても温水タンク内の水が使用可能です。
ただし、使用できるのはタンク内の水のみです。
また、排水口から勢いよく温水が出る場合があるので注意が必要です。
吸水時に電力が必要なウォーターサーバーの場合、タンクやパックの水は使えません。
非常用電源ユニットが搭載されているウォーターサーバー
メーカー・機種によっては最初から非常用電源ユニットが搭載されていたり、別売りされたりしています。
万が一に備えて、搭載済みの機種または別売りの非常用電源ユニットを用意していれば、電気を使うボタン式のウォーターサーバーでも水が使用可能です。
ただし、非常用電源ユニットを作動させるためには乾電池が必要です。
例えば、ハミングウォーターの非常用電源ユニットを使うには、単3形アルカリ乾電池が最低でも8本必要になります。
懐中電灯などと比べると使用する乾電池の本数が多いため、足りなくて困らないように備蓄しておくのがおすすめです。
停電時におけるウォーターサーバーの使い方
停電してしまったら、次の3つの方法でウォーターサーバーを使用してください。
ボタンなど出水に電力が必要なウォーターサーバーであっても、2つ目・3つ目の方法で水を使えることがあります。
コックやレバーから通常通り水を出す
冷水・温水ともにタンク内に残っていれば、コックやレバーを使って通常通り水が使えます。
使えるのは常温の水のみですが、停電直後であればまだ冷水・温水が出るでしょう。
コック式やレバー式であれば、タンク内に水が残っていなくても水のボトルの在庫があれば新しいのをセットすると使えることがあります。
非常用コックからタンクの水を抜く
温水タンク内の水を使用するために、非常用コックまたは排水口を使います。
ウォーターサーバーの背面にある、非常用コックか排水口のキャップを抜き取ることで使用可能です。
停電から時間が経っていなければ、排水口から熱いお湯が勢いよく出ます。
やけどをする危険があるため、説明書に記載されている時間が過ぎてから排水しましょう。
排水時はタンク内の水が一気に出てくるため、大きめのバケツを用意してためてください。
非常用キットを使用する
別売りになりますが、メーカーによっては非常用キットを販売していることがあります。
これはボトルに専用のコックを取り付けてスタンドに設置することにより、ボトルの水をウォーターサーバーを介さずに使用するものです。
ウォーターサーバーとセットで販売されていることは少ないため、同じメーカーの別売り商品を購入しましょう。
別メーカーの非常用キットを使用すると、専用コックの大きさが合わず水がうまく出ないことがあります。
停電になる前に知っておきたいウォーターサーバーの事前情報
停電時にウォーターサーバーを問題なく使うためには、災害や復旧後に起こりうるリスクの対策をしておくことが必要です。
もし対策をしていなければ、停電時にウォーターサーバーが使用できず、電力の復旧後にウォーターサーバーが故障してしまうことがあります。
停電時は必ず電源プラグを抜く
停電時にウォーターサーバーの電源プラグを抜く理由は、温水を冷ますことと、停電から復旧した直後に大量の電流が流れた際に電源ケーブルのショートを回避するためです。
停電後の復旧時に急激な電圧変化が生じることで、コンセントや電源タップに繋げている家電が故障してしまうことがあります。
電源ケーブルのショートに関してはウォーターサーバー以外の家電でも起こる可能性が高いため、冷蔵庫やテレビなどの家電の電源プラグも一緒に抜いておくとよいでしょう。
絶対に破損したくないデータが入っているパソコンなども、必ず電源プラグを抜いてください。
停電になったらタンク内に残っている水は早めに飲み切る
停電すると冷却機能が停止してしまうため、ウォーターサーバー内部で雑菌が増殖する恐れがあります。
そのため、タンク内に残っている水はなるべく24時間以内に飲み切るようにしましょう。
万が一の停電に供えて転倒しないように設置しておく
停電時にウォーターサーバーを使うためには、地震などの揺れで転倒して故障しないように対策することも必要です。
転倒防止ワイヤーの取り付けや耐震マットなどのグッズを使用するなどして、転倒に備えてください。
「リセットタイム」のウォーターサーバーは停電時も利用可能!
「万が一のときも使えるウォーターサーバーを利用したい」
「結局どのウォーターサーバーを選べばいいかわからない」
このようにお悩みであれば、「リセットタイム」のウォーターサーバーがおすすめです。
空気が入りにくく品質管理が徹底されたボトルによって安全に使用できるほか、体に優しい天然水が飲めます。
空気が入りにくい減容タイプのボトルを採用
「リセットタイム」では天然水を使った分だけ収縮する、減容タイプのボトルを採用しています。
水を使った際に「ゴボゴボ」と音を立てて外気を取り込むボトルと比べると、外の空気が入りにくいため衛生的です。
停電時には水の衛生状態が気になるものですが、外の空気が入りにくいため安心してお飲みいただけます。
徹底した品質管理
「リセットタイム」では、地下700mから採水した地下水を、外気に触れないクリーンルームでボトリングしています。
無菌状態でのボトリングのため、雑菌が混入しにくくとても安全です。
出荷前には検品と検査も行われるため、安心してお飲みいただけます。
弱アルカリ性で体に優しい
「リセットタイム」は、弱アルカリ性の天然水を提供しています。
人は疲労が蓄積されると体液のpH値が酸性に傾くため、弱アルカリ性の成分を取り入れることが必要です。
「リセットタイム」のウォーターサーバーは手軽に弱アルカリ性の天然水が飲めるため、毎日忙しい方にもぴったりです。
まとめ
ウォーターサーバーは、機種によっては停電時でもタンクやボトルの水が使えることがあります。
電動ポンプで水をくみ上げているマンションなどは、停電になると水道が止まってしまうこともあるため、そのようなときに停電時にも使えるウォーターサーバーがあると心強いでしょう。
停電時にも使えるウォーターサーバーが欲しい方は、出水の方法や別売りの非常用電源ユニット・非常用キットがないか確認したうえで探してください。
どのウォーターサーバーにすればよいか迷ったら、「リセットタイム」のウォーターサーバーのようなレバー式またはコック式のウォーターサーバーがおすすめです。
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執筆監修
宮崎 寿治
ResetTimeのほか、かぞく想いの天然水、純天然アルカリ保存水の担当として営業活動を執り行うかたわら、日々知識をアップデートすべく勉強中。独自の切り口から様々な情報を取り入れ、そこで得た知識を基に記事の監修を行う。得意分野は保存水。