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保存水は体に悪い?防災のための水の安全性について徹底解説

2022.10.07

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「保存水は体に悪い」と噂されることもありますが、これはまったくのウソです。
長期保存が可能な理由はペットボトルに厚みがあり蒸発・匂い移りがしないため、保存料を使う必要がないからです。

しかし、「添加物は入っていないのか」「本当に保存料は入っていないのか」などが気になる方もいるでしょう。
体に悪いものが入っていないか不安な方のために、保存水が何年も保存できる理由を詳しく解説します。

また、安全性の高い保存水を選ぶためのポイントやおすすめの保存水もご紹介しています。
保存水への理解を深め、安心して保存水を利用しましょう。

保存水とは?

保存水とは、長期間保存可能なペットボトルの水のことを指します。
地震などの災害時にライフラインが途絶えてしまった際、給水車が到着するまでの給水・料理・衛生管理などに利用できる水です。

賞味期限は商品によって異なりますが、5年のものもあれば10年のものもあります。
長期間ストックしているとうっかり賞味期限切れになってしまうこともあるため、ローリングストック法を活用して常に安全な水が確保できるようにしましょう。

ローリングストック法とは、日常的に食べて買い足すことによって常に新しい非常食を備蓄する方法です。
そのほかに、普段から非常食を口にすることで、いざというときにも食べ慣れた非常食で日常生活に近い食生活を送ることができるという利点もあります。

災害時における水の活用法を知りたい方は、「災害時にはウォーターサーバーが活躍!非常時における活用方法を解説」をご覧ください。

保存水は体に悪い成分が入っている?

長期保存が可能なため、保存水には「体に悪い成分が入っている」と噂されることがしばしばありますが、これはまったく根拠のないウソです。

長期保存が可能な食品には、保存料や酸化防止剤などが使用されていることもあります。
そのため、水にも保存料が使用されていると思ってしまうかもしれませんが、水を長期間保存する場合にこれらは必要ありません。

しかし、本当に添加物や保存料が使用されていないか心配な方もいるでしょう。
そこで、保存水の添加物や保存料について解説します。

添加物

「添加物=体に悪い」とのイメージもありますが、添加物はすべてが悪いものではありません。
食品添加物とは保存料・着色料・甘味料・酸化防止剤などをまとめて指す言葉ですが、化学合成物と天然由来の物質の2つに分かれるからです。

例えば着色料です。
化学の力によって生み出されたものもありますが、クチナシ色素やコチニール色素など植物や虫から抽出した天然由来のものもあります。
合成着色料は発がん性のリスクなどを指摘され使用禁止になったものがあるため、天然着色料を使用した商品を選ぶようにしている方もいるのではないでしょうか。

では、保存水についてはどうでしょう?

裏面の「品名」に「ミネラルウォーター」「ボトルドウォーター」「飲用水」とあれば、添加物が入っているかもしれません。
しかし、保存料ではなくミネラル分を添加して調整していることが多いため安全性には問題ないとされています。

どうしても添加物が入っていない保存水を購入したい方は、商品の裏面にある品名をチェックしましょう。
ここに「ナチュラルウォーター」「ナチュラルミネラルウォーター」と書いてあれば、添加物を使用していない天然水であることがわかります。
これらは沈殿・ろ過・加熱殺菌などの処理が行われた水であり、人工的にミネラル分を調整されていません。

人の手によって成分を調整されておらず、なるべく自然に近い水をお求めであれば品名を確認したうえで購入するようにしましょう。

保存料

結論からいうと、保存水には保存料が使用されていません。

本当に保存料が使用されていないか気になる方は、商品の裏面にある「原材料名」を見てください。
JAS法に基づく加工食品品質表示基準では、使用した原材料すべてを重量順に表示することを原則としています。
そのため、保存料が使用されていないことは原材料名を見ればすぐにわかります。

賞味期限が長いことから「保存料が入っている」と噂されることもありますが、保存水に保存料は含まれておらず使用する必要もありません。
なぜなら、長期保存を可能にしている理由はペットボトルにあるからです。

これについては次の章で詳しく解説します。

長期保存が可能な理由

では、なぜ保存水は長期保存が可能なのでしょうか?
実は、通常のペットボトルより厚く作られているからです。

ペットボトルが厚いと「内部の水の蒸発」「外部の匂い移り」の防止に繋がります。
これらは食品表示法や水の品質・おいしさに関わってくるため、水を長期間保存するには避けては通れません。

ペットボトル内部の水が蒸発しづらい

一般的なペットボトルは、わずかに水分を通す性質があります。
つい最近購入したのであれば水が大量に失われてしまうことはありませんが、何年も保存すれば少しずつ容量は減ってしまうでしょう。

「容量が減る」ことがなぜ賞味期限に関わってくるのかというと、食品表示法に触れてしまう可能性が高いからです。

水の賞味期限の表示について、「実際の容量に対して2%以上違ってはならない」と法的に決められています。
つまり、水の賞味期限は容量が2%以上蒸発しない範囲内で設定しなければなりません。

したがって、水の賞味期限を延ばすには「内部の水の蒸発をなるべく抑えること」が必要になってきます。
そのため、保存水は水が蒸発しにくい材質・厚みのペットボトルを使用しているというわけです。

外部の匂いが保存水に移りにくい

ペットボトルが厚いため、外部の匂いが水に移りにくいことも理由の1つです。

水に変な匂いが移ってしまうと、とても飲めたものではありません。
賞味期限に関わらず、「飲めない水」となってしまうでしょう。

しかし、保存水は内部の水が蒸発しにくい材質・厚さのペットボトルが使用されており匂いが移りにくいため、長期間の保存が可能になるというわけです。

ただし、匂いの強いもののそばや高温多湿の場所での保管は避けましょう。
本来、水は匂いが移りやすいものであるうえ高温の場合は蒸発率が高くなってしまうからです。

また匂いや温度によって品質を劣化させる可能性もあるため、ガレージや機械油の近くなどでの保管はおすすめしません。

安全性の高い保存水を選ぶためのポイント

せっかく購入するのであれば、安全性の高い保存水が欲しいものです。
そこで、保存水を選ぶポイントを解説します。

保存水を選ぶポイントとしては以下の3つです。

  • 保存期間
  • 水の処理やボトリング方法
  • メーカーの管理・検査体制

保存できる期間

保存水の賞味期限は5年、7年、15年など幅広いですが、長期間であるほど存在を忘れがちになる点に注意しましょう。
うっかり賞味期限を切らしてしまわないよう、無理なくローリングストックできるものが好ましいです。

お子さまがいる家庭では、入学や卒業などに合わせれば交換忘れを防止できるかもしれません。

水の処理やボトリング方法

加熱処理の有無や無菌状態でのボトリングなど、水がどのように処理されているのか、どのような環境でボトリングされているのか把握しましょう。

例えば加熱処理を行っている天然水もあれば、非加熱処理の天然水もあります。
また無菌ルームでボトリングしている場合もあれば、オールロボット工程でボトリングしていることもあります。

処理方法などはメーカーによって異なるため、どの保存水を選ぶか迷ったときは参考にしましょう。
品質管理については公式サイトに掲載されているケースが多いため、検索してください。

メーカーの管理・検査体制

より安全な保存水を選ぶのであれば、水の品質を比較することは非常に重要です。

水の品質について知りたい場合は、メーカーの管理・検査体制を調べてみましょう。
定期的に放射性物質の検査を行っており、その結果を掲載しているケースがあります。

「水質調査の結果」などのページを探し、何の検査を行っておりどのような結果が出ているのか確認しましょう。

また、衛生・品質管理も注目すべき重要なポイントです。
採水からボトリングまで、どのような工程をたどっているのか確認するとよいでしょう。

メーカーの品質管理については、第三者機関から評価された実績があるかなども要チェックです。
例えばモンドセレクションの「360°品質評価」や「ISO認証」などがあります。

保存水をお探しの方は「リセットタイム」がおすすめ

「長期保存」「安全性」「品質の高さ」を求めるのであれば、「リセットタイム」の保存水がおすすめです。
大量に摂取すると体に悪影響を及ぼす可能性のある硝酸態窒素を含まないほか、無菌ボトリングシステムによりミネラル分が失われないよう徹底しています。

自然のミネラルたっぷりの天然水を使用しているため、水の飲みやすさや風味を重視したい人にもおすすめです。
また、長期保存できるよう工夫していることにも注目してください。

放射性ヨウ素・放射性セシウムを含まない安全な水

リセットタイム」では、定期的に日本食品分析センターによる分析検査を行っています。
放射性ヨウ素・セシウムが検出されておらず、お子さまから年配の方まで飲める安心・安全な水です。

また、島根県浜田市金城町で採水した天然水をボトリング。
非加熱のためミネラル分が豊富であり、自然のおいしさを感じられる天然水を提供しています。

被災時は多くの方が疲労や不安を抱えています。
いつもと違う食事や避難所での生活にストレスを感じてしまう方も少なくありません。
少しでも活力を取り戻すためにも、おいしい天然水を保存水として備蓄してはいかがでしょうか。

7年後も購入当時の品質とおいしさを維持

製造から10年が経過した保存水でも、pH・硬度・ミネラル分の変化がないことを確認しています。
そのため、賞味期限である7年後も購入当時の品質とおいしさを維持できるというわけです。

7年という長い賞味期限であれば、頻繁に買い替える必要もなく手間もかからないでしょう。

「水は重たいから頻繁に交換しなくて済むようにしたい」
「何度もストックを交換するのは手間がかかる」

このようにお考えであれば、7年保存できる「リセットタイム」の保存水がおすすめです。

※10年経過後も品質が変化しないことを確認していますが、保存状態によって変化が生じる可能性があります。安心して使用していただくためにも、保存水は賞味期限内に消費するようお願いいたします。

強化段ボールでのお届け

リセットタイム」の保存水は、400kgの負荷にも耐えられる強化段ボールでお届けします。

保存水を備蓄していても、家具の転倒などでつぶれてしまい中身が漏れてはストックしていた意味がありません。
そのため「リセットタイム」では、地震が発生して衝撃が与えられても耐えられるよう強化段ボールを採用しております。

段ボールは衝撃対策になるほか、解体すれば保温やクッションとして活用できるため災害用にはピッタリです。
パーテーションのようにして、プライバシーを守るのもよいでしょう。

保存水は劣化や衝撃から守るためにも、段ボールのまま保管してください。

まとめ

「保存水は体に悪い」と噂されることもあり、添加物や保存料の使用が疑われることもあります。
しかし、長期保存できる理由はペットボトルにあるため、賞味期限を延ばすための保存料などは使用されていません。
もし添加物が気になるのであれば、「ナチュラルウォーター」や「ナチュラルミネラルウォーター」の保存水を探すとよいでしょう。

保存水の購入を検討中の方は、「どれも同じに見える」と困ってしまうことがあるかもしれません。
そのようなときは、保存期間・水の処理やボトリング方法・メーカーの管理・検査体制に注目してください。
これらを比較すれば、自分にピッタリの保存水が選べるようになるでしょう。

保存期間のほかに水の品質やおいしさにこだわりたいのであれば、「リセットタイム」の保存水がおすすめです。
7年も賞味期限があり交換の手間が減るほか、自然のミネラルたっぷりのおいしい天然水を万が一の被災時に飲むことができます。

また、強化段ボールに梱包してお届けするため衝撃対策も万全です。
段ボールは解体して再利用することも可能であり、被災生活でのQOL向上に大きく貢献することでしょう。

中尾 尚喜

執筆監修

中尾 尚喜営業

2020年より長年関わってきたフード業界と全く経験のない営業職に挑戦。ウォーターサーバーメーカー i・ライフソリューションズにて、「ResetTime」の法人営業にゼロから務める。自然の恵みであるアルカリ生天然水 ResetTimeの美味しさを知り、天然水の良さをより多くの人に知ってもらいたいという想いで日々、挑戦中。

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