- トップ
- 水と暮らしのお役立ち情報
- 【冷水のみのウォーターサーバー3選】機種が少ない理由も解説
【冷水のみのウォーターサーバー3選】機種が少ない理由も解説
2024.03.11
「温水は使用しないけど、冷たくておいしい水を手軽に飲みたい」とお考えの方のなかには、冷水のみのウォーターサーバーを探される方もいます。
温水の機能が搭載されていないことで、本体価格や電気代を安く済ませられるとお考えのケースもあるでしょう。
結論からいえば、冷水のみに対応したウォーターサーバーは、種類は少ないものの発売されています。
本記事では、冷水のみ使用できるウォーターサーバーのおすすめ機種や冷水のみの機種のポイントを解説します。
おいしい水を手軽に安く飲みたいとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
目次
冷水のみが使えるウォーターサーバーはあるの?
冷水のみが使えるウォーターサーバーはあります。
ただし、その多くは水道直結型か冷却専用サーバーです。
また、ウォーターサーバー全体でみると、冷水のみ使えるウォーターサーバーはかなり少数派といえます。
ウォーターサーバーには水道直結型とRO水・天然水のタイプがありますが、RO水と天然水が飲めるウォーターサーバーは冷水と温水の両方が使える機種を扱っていることがほとんどです。
冷水のみが使用できるウォーターサーバー3選
冷水のみが使用できるウォーターサーバーをお探しの方のために、メーカー3社の機種をご紹介します。
冷水と常温水が使えるウォーターサーバーの情報も掲載しているため、常温水が飲みたい方も参考にしてください。
ウォータースタンド
ウォータースタンドは、水道直結型や給水型のウォーターサーバーを扱っているメーカーです。
常温水のみや冷水と常温水が使える機種と、冷水・常温水・温水の3種類が使える機種もあります。
【冷水と常温水が使える機種】
- ナノシリーズ トリニティ…レンタル料金3,850円/月
- プレミアムシリーズ ROスタンドクール…レンタル料金7,700円/月
参考:「ウォータースタンド」
サントリー天然水
サントリー天然水には、専用卓上型冷水ウォーターサーバーがあります。
専用の天然水10Lボックスをそのまま載せるだけで使えるほか、メンテナンスもほとんど必要がなく手間のかからないウォーターサーバーです。
なお、販売専用のためレンタルサービスは実施されていません。
メーカー希望小売価格はウォーターサーバー本体が39,600円、10Lボックスが1,296円です。
参考:「サントリー天然水ウォーターサーバー」
楽水(らくみず)
楽水は、水道直結型のウォーターサーバーです。
冷水のみの機種のほかに冷水と温水が使用できるものがあるほか、大容量タイプもあります。
さらに、給水タンク式にすることもできるため、水道管から遠い場所にも設置可能です。
楽水の中で冷水のみが使える機種は「Pure Wave Cool 冷水専用」のみです。
レンタル料は3,630円/月、6年目以降は2,750円/月になります。
初回設置工事費13,200円が必要ですが、カートリッジは無料で利用可能です。
参考:「楽水(らくみず)」
冷水のみのウォーターサーバーが少ない理由
冷水のみが使えるウォーターサーバーは、冷水・温水の両方が使えるウォーターサーバーと比べるとかなり数が少ないです。
その理由は、主に以下の3つです。
これらの理由により、冷水のみが使えるウォーターサーバーは少ないといえます。
- 用途が少ない
- 衛生面に不安がある
- 低価格面でのメリットが小さい
用途が少ない
冷水専用のウォーターサーバーができることは、浄水器とほぼ変わりません。
お湯を使用する際にも、毎回その都度お湯を沸かさなくてはならず、手間を感じるでしょう。
一方、お湯が出力されることで、以下のことができます。
- すぐにホットコーヒー・お茶・スープ・カップ麺などに使用できる
- 料理に使用できる
- 赤ちゃん用のミルクを作れる
このように、温水機能付きの機種であればさまざまな用途で使用できます。
しかし、冷水機能のみの場合は冷たいドリンクを飲むときにしか使用できません。
衛生面に不安がある
ウォーターサーバーは、さまざまな仕組みや機能によって内部の衛生状態を保っています。
冷却機能と加熱機能もその1つです。
温度を一定に保つことにより雑菌の増殖を抑えています。
また、冷水と温水を循環させて加熱することで衛生状態を保っている機種もあります。
加熱することである程度の菌は死滅できるため、とても安全な仕組みだといえるでしょう。
しかし、冷水や常温水のみが使えるウォーターサーバーの場合、加熱機能がないため衛生状態に不安を感じる人もいます。
このことが理由で、冷水のみが使えるウォーターサーバーよりも、冷水と温水が使えるウォーターサーバーを選ぶ方もいるようです。
低価格面でのメリットが小さい
冷水のみが使えるウォーターサーバーは、温水機能付きのウォーターサーバーと比べてレンタル料金が安いケースもあります。
しかし、初回設置料やカートリッジの交換費用も発生するため、温水機能付きウォーターサーバーの利用料とあまり差がないこともあるでしょう。
また、電気代も気になる方が多いようです。
確かに冷水のみのものの方が、温水機能付きのものと比べて電気代はかかりません。
しかし、温水機能付きのものの多くはエコモードが搭載されています。
エコモードを使えば、温水機能付きウォーターサーバーであっても電気代に差がない場合があるため、メリットは小さいと考えられるでしょう。
そのほか、メンテナンス費用にも注目です。
温水機能付きの方が衛生面を保てるため、メンテナンス費用を含めたトータルコストを考えると、温水機能付きのものの方が安く抑えられる可能性があります。
「リセットタイム」のウォーターサーバーなら安心・安全で便利
「結局どのウォーターサーバーがいいの?」
「安全で便利なウォーターサーバーが欲しい」
このようにお考えであれば、「リセットタイム」のウォーターサーバーがおすすめです。
高品質な天然水がお飲みいただけるほか、温度調節機能で便利に、2年に1度の無料メンテナンスで安心してご利用いただけます。
硝酸態窒素・放射性物質を含まない天然水
「リセットタイム」の天然水には、大量に摂取すると体に影響を及ぼす可能性のある硝酸態窒素・放射性物質を含みません。
そのため、赤ちゃんから年配の方まで安心してお飲みいただけます。
冷水・温水が3段階で調節可能
「リセットタイム」のウォーターサーバーは、冷水と温水の温度がそれぞれ3段階で調節可能です。
冷水は5℃・8℃・10℃、温水は80℃・85℃・90℃に調節可能です。
冷水と温水を混ぜれば、お好みの温度で飲み物を作ることもできます。
2年に1度の無料メンテナンスで清潔
「リセットタイム」では、2年に1度無料メンテナンスを実施しています。
普段のメンテナンスでは手の届かない内部を洗浄・点検するため、衛生面が気になる方も安心してご利用いただけます。
※無料メンテナンスはベーシックコースのみ
まとめ
冷水のみのウォーターサーバーはあるものの、汎用性や利便性・衛生面が理由で機種が少ないことがわかりました。
冷水のみが使えるウォーターサーバーか、温水機能付きのウォーターサーバーのどちらにするか迷っている方は、温水機能付きのものがおすすめです。
冷水と温水の両方が使えるため、どちらのメリットも得られます。
ただし、温水を全く使わない方ややけどなどの事故を防止したい場合は、冷水のみのウォーターサーバーでもよいでしょう。
冷水のみのウォーターサーバーの購入を迷われる場合には、どちらの方が自分にとってメリットがあるかよく検討してください。
執筆監修
宮崎 寿治
ResetTimeのほか、かぞく想いの天然水、純天然アルカリ保存水の担当として営業活動を執り行うかたわら、日々知識をアップデートすべく勉強中。独自の切り口から様々な情報を取り入れ、そこで得た知識を基に記事の監修を行う。得意分野は保存水。