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赤ちゃんはいつから水が飲める?水道水と麦茶のあげ方も解説
2022.12.01
赤ちゃんに早い段階から水道水をそのままあげるのはNGと言われています。
大人のように免疫力が高くないため、お腹を壊してしまうことがあります。
また、マグネシウムの量が多い硬水も不向きです。
硬度が高い水は大人でもお腹を壊すことがあり、消化器官に負担がかかってしまいます。
初めての子育てでは、いつから何をあげてよいのかわからないことがいっぱいです。
そこで、新米ママ・パパのために赤ちゃんにあげてもよい水の種類やあげ方について解説します。
水道水や麦茶をあげるタイミングについても説明しているため、いつからあげるか迷っている方は参考にしてください。
目次
赤ちゃんに飲ませてよい水の種類
ミルクを作るときや粉薬・離乳食をあげるときは、ミネラル分が少ない水か純水・煮沸した水道水を使用しましょう。
もちろん、授乳以外で水分補給をしたいときもこれらの水を使うのがベストです。
なお、井戸水は絶対に使用しないでください。
井戸水は水道水のように消毒されていないため、汚染されているケースがあります。
赤ちゃんは大人のように免疫力が高くないため、十分に注意しましょう。
今ではあまり見かけませんが、田舎では井戸水と水道水の両方を使っている家庭もあります。
田舎の実家に里帰り出産をしていたり、中古物件や古民家に住んでいる方は井戸水がないか注意しましょう。
もしキッチンの蛇口が2つあれば、どちらかが井戸水かもしれません。
見た目ではわからないため、親や大家・近隣住民などわかる人に聞いてみましょう。
ミネラル分が少ない水
硬度が低い天然水など、ミネラル分が少ない水は赤ちゃんにぴったりの水です。
天然水に含まれるミネラル分にはナトリウム・カルシウム・マグネシウム・カリウムなどがあります。
この中にある「マグネシウム」の含有量に注意して与えましょう。
マグネシウムの含有量が多いと消化器官に負荷がかかり、お腹を壊してしまうことがあります。
お腹を壊すと脱水になってしまう可能性もあるため、十分に注意しましょう。
なお、間違って1回あげてしまった程度では影響は少ないかもしれませんが、繰り返し何度も与えるのはNGです。
硬水は大人でもお腹を壊すことがあるため、赤ちゃんに与える水の硬度は必ずチェックしてください。
水の硬度を確認するにはメーカーの公式サイトをチェックするか、ペットボトルのラベルの裏にある栄養成分表示を見ればわかります。
WHO(世界保健機関)と日本の基準は異なりますが、日本では硬度0~100mg/Lが軟水だと一般的に呼ばれています。
純水
純水とは、不純物が含まれていない水のことです。
RO水・蒸留水・精製水・イオン交換水などがあります。
RO水とは、逆浸透膜と呼ばれるRO膜を用いてろ過した水のことです。
基本的にミネラルは含まれませんが、メーカーによってはミネラルを添加していることがあります。
蒸留水は主に科学実験に用いる器具やコンタクトレンズの洗浄、薬剤の希釈に使われます。
水を沸騰させたときに発生する水蒸気を液体に戻した水であり、不純物が含まれていません。
イオン交換水とは精製水の1つであり、「イオン交換樹脂」を通してろ過した水を呼びます。
イオン交換樹脂は水道水に含まれるイオン成分を吸着すると同時に、自らが持つイオンを放つ性質があることが特徴です。
これらの純水には不純物はもちろん、基本的にミネラル分が含まれていないため安心して赤ちゃんにあげられます。
赤ちゃん用の純水のペットボトルなども売られているため、欲しい方はベビー用品店やネットなどで探してみるとよいでしょう。
煮沸した水道水
1歳にも満たない乳児・幼児にそのまま水道水をあげることはおすすめできませんが、煮沸した水道水であれば大丈夫です。
なぜ煮沸するのかというと、カルキ抜きをするためです。
水道水には塩素など消毒成分が入っており、赤ちゃんの体に負担がかかることがあります。
地域によっては水道管が古くにおいがすることもあるため、水道水をそのまま飲ませるのは避けたほうがよいでしょう。
赤ちゃんに水道水をあげるには、体にかかる負担を軽くするために煮沸してカルキ抜きをします。
10~15分くらい沸騰すればOKです。
すぐに飲ませるとやけどするため、完全に冷ましてから与えましょう。
水道水で作った氷を入れて冷ますと、カルキ抜きをした意味がなくなります。
放置して冷ましてからあげるか、氷水で容器の外側から冷やすなどしてください。
なお、「すぐに冷やせるように」と冷蔵庫の自動製氷機に天然水や純水などを入れないでください。
天然水や純水は塩素殺菌されていないため、給水タンクや浄水フィルターに雑菌が繁殖しやすくなります。
また、煮沸した水道水を長期間放置するのもやめてください。
カルキが抜けているため雑菌が繁殖しやすく、免疫力の低い赤ちゃんに飲ませるのは危険です。
煮沸した水道水はストックせず、その都度飲み切れる量を作りましょう。
赤ちゃんが水道水を飲めるようになるのはいつから?
赤ちゃんが水道水を飲めるようになるのは、生後6か月~1年程度です。
もちろん、煮沸して湯冷まししてから与えることを前提としています。
この時期は離乳食を始めるタイミングでもあるため、それと同時に水をあげることが多いようです。
授乳していたときと比べると水分を摂取する機会が少なくなってしまうため、十分な量が飲めるようにしましょう。
赤ちゃんが1日に摂取すべき水分量は、体重(kg)×150mlが平均とされています。
体重をこの式に当てはめて、1日に飲む水の量を決めてください。
麦茶はいつからOK?
ノンカフェインでミネラルも豊富なため、初めての飲料には麦茶がよく選ばれます。
市販されているベビー用の麦茶もありますが、水道水を使った麦茶をあげるにはタイミングを見て与えましょう。
煮出し麦茶は生後6か月くらいから、水出し麦茶は1歳を過ぎたくらいからがおすすめです。
なお、大人が飲む麦茶は味が濃いため、赤ちゃん用に2~4倍に薄める必要があります。
最初から薄めに作っておくか、大人も麦茶を飲むのであれば赤ちゃん用に薄めるための水を常備しておくと便利です。
煮出し麦茶は生後6か月くらいから
麦茶を煮出して作る場合、生後6か月くらいから与えてみましょう。
離乳食が6か月目ぐらいから始まるため、食事以外の水分補給として与えます。
最初は味に慣れないため、スプーン1杯などの少量から始めましょう。
それまでは水をあげて水分を補います。
味に慣れて麦茶を欲しがるようになったら、求める分だけ飲ませてください。
暑い夏はいつもより多く飲むため、十分な量をあらかじめ作っておくとよいでしょう。
麦茶でアレルギーを起こす子もいるため、無理に早い段階から与えなくても大丈夫です。
アレルギーが不安な方は、アレルギー検査を行いましょう。
検査に月齢・年齢の制限はないため、かかりつけ医と相談して決めてください。
水出し麦茶は1歳を過ぎたくらいから
冷たい水から作った麦茶を「水出し麦茶」といいます。
水を入れて放置するだけでできるので、お湯を沸かすのが面倒な方にはぴったりの麦茶です。
もし水出し麦茶を煮沸していない水道水で作るのであれば、1歳を超えたころからあげるのがおすすめです。
生後6か月ごろからあげる人もいるようですが、まだ免疫力が高くないことを考慮すれば誕生日を迎えてからのほうが安心です。
なお、浄水器を通した水道水や、ウォーターサーバーの水であれば1歳前から与える人もいます。
この場合は塩素やミネラル分が少ない水で作っているため、お腹への刺激もあまりないでしょう。
水道水のように一度沸騰させて湯冷ましにする必要もなく、便利で手軽に作れて負担も減ります。
不安な方は安全で便利な天然水のウォーターサーバーがおすすめ
「結局どれを選べばよいかわからない」
「沸騰した水道水ではなんだか不安」
このようにお悩みであれば、天然水のウォーターサーバー「リセットタイム」がおすすめです。
マグネシウムの含量が少ないため赤ちゃんの体にやさしく、硝酸態窒素と放射性物質を含まないため安心です。
また、温水と冷水をすぐに使えるため、毎回水道水を沸騰させる手間がありません。
冷水は5℃・8℃・10℃、温水は80℃・85℃・90℃のそれぞれ3段階使えます。
常温に近い水を飲ませたいときは、冷水と温水を混ぜて使うのもおすすめです。
ウォーターサーバーにはチャイルドロックもついているため、赤ちゃんが大きくなっても安心して利用できます。
マグネシウムの含量が少ない
「リセットタイム」では、マグネシウムが少ないやさしい天然水を提供しています。
そのため、赤ちゃんの体に負担をかける心配もありません。
弱アルカリ性でミネラルバランスも非常によいため、赤ちゃんはもちろん大人もおいしく飲んでいただけます。
料理やお茶のおいしさを引き立てるため、日常使いとしてもぴったりです。
赤ちゃんに飲ませる麦茶も、ウォーターサーバーを使えば手軽に作ることができます。
煮出し麦茶の場合は温水、水出し麦茶の場合は冷水で簡単に作れるうえに時間もかかりません。
乳酸菌飲料を水で薄めてあげている方も、少量の水が出せるウォーターサーバーが便利です。
欲しい分だけすぐに出せるため、簡単に薄められます。
硝酸態窒素・放射性物質を含まない
「リセットタイム」の天然水は、硝酸態窒素と放射性物質を含みません。
硝酸態窒素は大量に摂取すると体に悪影響を及ぼす可能性があります。
大人が少量を摂取した場合は大きな影響はありませんが、体の小さい赤ちゃんに同量を与えるのは不安です。
赤ちゃんを安心して健康に育てるためには、硝酸態窒素や放射性物質を含まない水をあげることがポイントです。
「天然水なら大丈夫!」と勘違いしてしまうこともありますが、公式サイトに明記されていないのであれば避けましょう。
なお、「リセットタイム」では2か月に1回検査を行い、その結果を公式サイトでご報告しています。
これまで一度も硝酸態窒素と放射性物質は検出されていません。
このような水質調査の結果をもとにして、どのメーカーの水を購入するか検討してもよいでしょう。
硝酸態窒素についてもっと詳しく知りたい方は、「硝酸態窒素について」をご覧ください。
品質管理が徹底されている
「リセットタイム」は、外気に触れないクリーンルームで品質を徹底管理しています。
ボトリングも無菌状態で行っているため、不純物が混入する心配もありません。
品質管理については第三者機関による高い評価も受けています。
モンドセレクションの360°品質評価にて金賞を受賞しており、高い品質基準を満たしていることが評価されました。
また、フレッシュで安全な天然水を提供するため減容タイプのボトルを採用しています。
減容タイプのボトルは、水を使った分だけ収縮するボトルです。
外からの空気が入りにくいため、新鮮な状態をキープしながらおいしい天然水を提供します。
まとめ
赤ちゃんに飲ませてよい水の種類や水道水を飲ませるタイミング、麦茶のあげ方を解説しました。
赤ちゃんといえばミルクのイメージが強いですが、離乳食が始まると食事以外からの水分補給が必要です。
1日の平均摂取量は体重(kg)×150mlで計算できるため、この式に当てはめて計算してみましょう。
初めての飲料として麦茶をあげる方も多いですが、抽出方法によってはあげる時期をずらしましょう。
煮出し麦茶は生後6か月くらいから、水出し麦茶は1歳を過ぎたくらいからがおすすめです。
最初は味に慣れていないため、スプーン1杯など少量から始めてください。
水道水を沸騰させるのが面倒だったり、不安があったりする場合は「リセットタイム」の天然水がおすすめです。
ウォーターサーバーから温水がすぐに出るため、煮出し麦茶が簡単に作れます。
また、水を飲ませたいときや水出し麦茶を作りたいときもすぐに適量が出せるため便利です。
安全な水を手軽に赤ちゃんに飲ませたいのであれば、「リセットタイム」のウォーターサーバーをご検討ください。
執筆監修
宮崎 寿治
ResetTimeのほか、かぞく想いの天然水、純天然アルカリ保存水の担当として営業活動を執り行うかたわら、日々知識をアップデートすべく勉強中。独自の切り口から様々な情報を取り入れ、そこで得た知識を基に記事の監修を行う。得意分野は保存水。