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直射日光が当たる場所でペットボトルを保管してはいけない理由とは

2023.03.30

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ペットボトルのラベルにある「保存方法」には、高温と直射日光を避けるように記載されています。
なぜ、このように記載されているのでしょうか?

この記事では、直射日光が当たる場所でペットボトルを保管してはいけない理由を解説します。
また、直射日光が当たらなくても「やってはいけない保管方法や場所」もご紹介しているため、ペットボトルを適切に保管したい方は参考にしてください。

直射日光の当たる場所でペットボトルを保管してはいけない理由

「開封しなければ賞味期限まで持つし、どこで保管しても問題ない!」と思っていませんか?

実はその考えは、間違いです。
直射日光の当たる場所でペットボトルを保管すると風味や衛生面に影響が出る可能性があるほか、条件がそろうと火災が発生するかもしれません。

風味が失われる可能性がある

天然水のペットボトルを直射日光に当てた場合、温度変化によりミネラル分が結晶化したり、そのほかの成分が変化することがあります。
ミネラル分の結晶化は品質に問題がありませんが、水質が変化して風味が失われる可能性もあり、味に敏感な方はおいしくないと感じるかもしれません。

菌が繁殖しやすくなる

一度口を付けたり開封した状態で放置したりすると、菌が繁殖します。
たとえコップに移して飲んだとしても、空気中の雑菌が入りこむため放置しても安全だとは言い切れません。

気温32℃の真夏に屋外でペットボトルを放置した実験では、水温が45.2℃まで上がったという結果もあります。
環境と条件にもよりますが、直射日光が当たる状態で放置したペットボトルの水は、温まりすぎておいしいとは感じないでしょう。

また、菌は一般的に10℃から45℃の間で増殖するといわれています。
もし真夏の暑い日にペットボトルを放置すれば、菌が増えて食中毒になるかもしれません。

収れん火災が発生する可能性もある

まれに発生する火災に、収れん火災というものがあります。

収れん火災とは、水の入ったペットボトルや水晶玉がレンズの役割をして太陽の光を一点に集め、引火してしまうことで発生する火災です。

ペットボトルを通して光が新聞紙や枯草などの一点に集まり、さらにその近くに燃えやすいものがあると火が燃え広がってしまいます。
過去にそうした火災が発生した例もあるため、日の当たる場所に長時間置かないようにしましょう。

直射日光が当たらなくてもやってはいけないペットボトルの保管方法

より適切に保管するために、直射日光が当たらなくてもペットボトルでやってはいけない保管方法を解説します。
これらの方法で保管してしまうと、ペットボトルが破裂したり水をおいしく飲めなくなったりするため、注意して保管しましょう。

なお、ウォーターサーバーのボトルの保管方法が知りたい方は「ウォーターサーバーの水の収納場所は?具体的な場所やボトルラックのDIY方法を解説」をご覧ください。

冷凍に対応していないペットボトルを凍らせる

水は気体や固体に変わるとき、体積が増える液体です。
そのため、冷凍に対応していないペットボトルにぎりぎりまで水を入れて凍らせると、体積が増加して破裂する恐れがあります。

凍らせたことによりペットボトル本体に亀裂が入ると、そこから菌が侵入する可能性があります。
冷たい冷凍庫の中では菌の増殖は停止するものの、死滅するわけではありません。

もし冷凍肉を入れた袋の外側に菌が付着していると、ペットボトルへ移ることも考えられます。
ペットボトルに菌が付着し亀裂から侵入したと考えると、ぞっとしてしまう方も多いでしょう。
食中毒から身を守るためにも、衛生面に配慮した保管がおすすめです。

においが強いもののそばで保管する

ペットボトルには、少量の空気を透過する性質があります。
そのため、においが強いものの近くで保管するとにおいが移ってしまう可能性があります。

においが移ってしまうと、おいしくないと感じて飲めなくなってしまうこともあります。
おいしい水を飲みたいのであれば、香水や工業用オイルなどにおいが強いものと一緒に保管するのは避けてください。

ペットボトルを開封した状態で放置する

たとえ直射日光が当たっていなくても、開封したのであればそのまま放置しないでください。
口を付けていなくても外気に混じった菌が混入し、ペットボトルの中で増殖する可能性があります。

特に、甘みの強い飲料であれば注意しましょう。
水やお茶などは菌の増殖が急激ではありません。
しかし、ミルクコーヒーなど砂糖がたくさん使われている飲料は菌のえさが豊富なため、常温で放置するとあっという間に菌が増殖してしまいます。

ペットボトルの保管方法についてよくある質問

ペットボトルの保管について、ふとした拍子に「あれ、これっていいのかな?」と思ったことはありませんか?
つい無意識でやってしまいがちな、ペットボトルの保管に関する質問についてお答えします。

冷蔵庫に入れたり外に出したりを繰り返すとどうなる?

冷やしていたペットボトルを直射日光に当てて保管した場合、ペットボトル内の空気の体積が変化します。
冷蔵庫への出し入れではペットボトルは大きく変形しませんが、劣化にはつながるでしょう。

冷凍した場合、体積の変化はもっと大きいです。
膨張や収縮が激しい場合、破裂する可能性も考えられます。

また、炭酸水を入れたペットボトルを温めると体積が増えすぎて爆発するため、非常に危険です。

紫外線に当たって劣化しない?

ペットボトルの素材には紫外線を吸収する性質があり、紫外線に対して強いため紫外線が原因で劣化しません。

2020年に食品新聞が公開した記事によれば、河川に約20年放置されたペットボトルを調べたところ、亀裂やヒビ割れ程度だったという報告もあります。
河川に放置すれば紫外線だけでなく風や他の漂流物・石などと何度もぶつかることも考えられるため、紫外線に当てただけでペットボトルが損傷することはまずないといえるでしょう。

長期間保管するにはこんなペットボトルがおすすめ

「災害時の備蓄用としてペットボトルが欲しい」
「しばらく困らないように、大量に買ってストックしておきたい」

このように長期間ペットボトルを保管したいのであれば、「リセットタイム」のペットボトルがおすすめです。
無菌状態でボトリングしているため衛生的であり、保存期間が長いため長期の保管に向いています。

無菌状態でボトリング

長期間ペットボトルを保管するためには、無菌状態でボトリングすることが重要です。

リセットタイムでは、地下700mから採水した地下水をフレッシュかつ安全な状態でお届けするため、徹底した衛生管理を行っています。
外気に触れないクリーンルームで無菌ボトリングするほか、製品検査を行っています。
厳しい衛生チェックをクリアした商品だけを出荷しているため、安心してご利用ください。

保存期間が長い

リセットタイム」のペットボトルは、おいしさがずっと続く水でもあります。

保存期間は最大7年であり、時間が経過しても品質とおいしさはそのままであるため、長く安心してお飲みいただけます。
通常のペットボトルの賞味期限よりもはるかに長いため、備蓄にも最適です。

また、定期購入すれば毎月もしくは2か月に1回届くため、買い忘れや期限切れを心配する必要もありません。

まとめ

ペットボトルの水の保管方法について解説しました。

直射日光が当たる状態でペットボトルを保管すると、衛生面だけでなく火災につながる危険性もあることがわかりました。
また、直射日光が当たらなくても保管方法によっては亀裂が入ったり破裂したりすることもあります。

ペットボトルを安全に保管したいのであれば、清潔な冷暗所で保管しましょう。
においが強いものが近くにあるとにおいが移るため、香水や自動車のオイルなどからは遠ざけてください。

中尾 尚喜

執筆監修

中尾 尚喜営業

2020年より長年関わってきたフード業界と全く経験のない営業職に挑戦。ウォーターサーバーメーカー i・ライフソリューションズにて、「ResetTime」の法人営業にゼロから務める。自然の恵みであるアルカリ生天然水 ResetTimeの美味しさを知り、天然水の良さをより多くの人に知ってもらいたいという想いで日々、挑戦中。

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