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子どもの体にいい飲み物とは?おすすめの飲み物とNGな飲み物

2025.01.16

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子どもの体にいい飲み物とは?おすすめの飲み物とNGな飲み物

小さな子どもがいらっしゃるご家庭では、できるだけ子どもの体にいい飲み物を与えたいですよね。しかし、具体的にどのような飲み物を与えるべきかわからない方もいるかと思います。

また、健康に良さそうなドリンクでも、実は糖分が多かったり体にいいとは言えなかったりするものもあります。

そこで本記事では、子どもにおすすめの飲み物や飲ませない方が良いものなどを解説します。

子どもの健康のために、ぜひ本記事を参考に飲み物を選んであげてください。

子どもが好きな飲み物ランキング

子どもが好きな飲み物ランキング

「子どもの健康を考えているけれど、ジュースばかり与えてしまっている…」と悩まれる方もいるかもしれませんが、多くの家庭では子どもにジュースを与えています。そのため、ご家庭の判断が間違っているなどと、心配する必要はありません。

実際に、あるランキングを見ると、下記の飲み物が子どもに人気のようです。

  1. カルピス
  2. 牛乳
  3. 麦茶
  4. コーラ
  5. ヤクルト

これらの飲み物には栄養が含まれているものもあるため、完全に避ける必要はありません。ただし、糖分過多にならないように、適量を心がけましょう。

なお、コーラについては、一部「栄養価が高い」という意見もありますが、カロリーが高くカフェインも多く含まれているため、注。

子どもの飲み物として気を付けた方が良いもの

子どもの飲み物として気を付けた方が良いもの

子どもに与える飲み物のなかには、「健康に見えるが実はおすすめできない」ものもあります。たとえば、下記の4つです。

  • 牛乳
  • 野菜ジュース
  • スポーツドリンク
  • 緑茶・ウーロン茶

これらの飲み物は、多くの家庭が健康に良いと考えて与えてしまいがちです。以下で、それぞれを気を付けた方が良い理由について解説します。

牛乳

牛乳は栄養価が高い反面、飲みすぎると子どもの食事に良くない影響を及ぼす可能性があるため量に注意が必要です。牛乳に含まれる脂肪分が子どもの満腹感を強く刺激し、その後の食事の摂取量を減少させてしまう恐れがあるのです。

たとえば、食事の直前に飲むと、主食やおかずを残してしまいやすくなるケースもあります。また、栄養バランスの観点から、幼児の適量は1日200~300ml程度とされています。※

豊富な栄養を活かすためにも、適量を守って飲ませることが大切です。

「子どもが好きな飲み物ランキング」でも解説したように、完全に避ける必要はありませんが、強くおすすめはできません。

※参考:印西市ホームページ

野菜ジュース

野菜ジュースは野菜不足を補う飲み物としては適していません。なぜなら、野菜本来の栄養価が加熱処理により低下し、代わりに糖分などの余計な成分が含まれているためです。

市販の野菜ジュースは加熱殺菌処理が施されており、食物繊維は搾りかすとして除去され、ビタミンCなどは人工的に添加されています。また、果汁入りの商品は糖分が多く、むし歯や肥満のリスクもあります。

子どもの健康的な成長と味覚形成のためには、野菜そのものを食べる習慣を定着させましょう。

スポーツドリンク

スポーツドリンクは子どもの日常的な水分補給には不向きです。医師から指示がある場合を除き、基本的には避けるべき飲み物と考えてください。

その最大の理由は、500mlのペットボトル1本に含まれる糖分が、スティックシュガー10本分(約30g)にも相当するためです。※

高糖分により、むし歯のリスクが高まるだけでなく、ビタミンB1の過剰消費を引き起こし、深刻な場合は健康問題につながる可能性があります。

※参考: 中島クリニック

緑茶・ウーロン茶

緑茶やウーロン茶は、カフェインが含まれているために子どもの飲み物としては適していません。

カフェインは子どもの心身に強く作用し、興奮や不眠、落ち着きのなさを引き起こす可能性があります。

代わりに「麦茶・そば茶・コーン茶・ルイボスティー」など、カフェインを含まない種類のお茶を選ぶと良いでしょう。

子ども(幼児)はカフェインに注意

子ども(幼児)はカフェインに注意

幼児期は特にカフェインの影響を受けやすくいため、できるだけ摂取を避けましょう。幼児は少量のカフェインでも体に大きな影響を及ぼすためです。

カナダ保健省によると、4~6歳児の1日のカフェイン摂取限度は45mgとされており、コーヒー半カップ分程度に相当します。※

カフェインの過剰摂取は、頭痛、めまい、吐き気、睡眠障害を引き起こす可能性があり、脳の発達にも影響を与える可能性があるので注意してください。

※参考:食品安全関係情報詳細

子どもの健康に良い飲み物を選ぶポイント

子どもの健康に良い飲み物を選ぶポイント

子どもに安心して飲み物を与えるために、選び方のポイントについて知っておきましょう。

とくに下記の2つを覚えておくと良いです。

  • 清涼飲料水には糖分が含まれている
  • 食品表示を見る習慣をつける

それぞれの具体的な内容について、以下で解説します。

清涼飲料水には糖分が含まれている

清涼飲料水には、基本的に糖分が含まれているので、与えすぎには注意してください。

目安としては、1日に摂取するカロリーの5%未満です。

2015年に世界保健機関(WHO)が発表した指針では、肥満やむし歯を予防するためには、砂糖などの糖類を1日に摂取するカロリーの5%未満に抑えることが望ましいとされています。※

糖分の含有量の計算は、下記の式で割り出せます。

「内容量÷単位量×単位量当たりの炭水化物の量=砂糖の量」(場合によっては計算結果が異なる場合がある)

たとえば、100mLあたり10gの炭水化物が含まれている清涼飲料水の場合は、500mLで砂糖の量は50gとなり、ペットボトル1本分で1日の糖類の摂取目安量を超えてしまいます。

※参考:日本経済新聞

食品表示を見る習慣をつける

飲み物を選ぶ際は、必ず食品表示を確認し、添加物や糖分量をチェックする習慣をつけましょう。市販の飲料には予想以上の糖分や不要な添加物が含まれていることが多く、知らず知らずのうちに過剰摂取につながりやすいためです。

たとえば、一見健康的に見える野菜ジュースでも、糖分や保存料が添加されているものがあります。

清涼飲料水は特別な機会やごほうびとして楽しむ程度にとどめ、普段は水や麦茶を中心に選びましょう。

子どもの飲み物で知っておきたい豆知識

子どもの飲み物で知っておきたい豆知識

飲み物のなかには、健康に良いと誤解されているものとして、下記の3つがあります。

  • 牛乳
  • 野菜ジュース
  • フレーバーウォーター

これらの飲み物は、悪影響を及ぼすとまではいえないものの、与えすぎには禁物です。

それぞれに注意した方が良い理由について、以下で解説します。

牛乳は糖分が多い

牛乳は健康的な飲み物と思われがちですが、実は糖分(乳糖)を多く含む飲み物であり、水分補給用としては適していません。

牛乳100ml当たり約4.7gの糖分(乳糖)が含まれており※、これは角砂糖約1.5個分に相当します。

カルシウムなどの栄養価は高いものの、糖分の含有量を考慮すると、牛乳は水分補給としてではなく、栄養補給を目的としたおやつとして位置づけるのが適切です。

※参考:シンクヘルス株式会社

野菜ジュースでむし歯になる可能性がある

健康的なイメージがある野菜ジュースですが、実はむし歯のリスクが高い飲み物の一つです。

これは、野菜の甘みを引き出すための加工過程で糖分が濃縮され、さらに飲みやすさを重視して果汁なども加えられているためです。

市販の野菜ジュースの中には、炭酸飲料に匹敵する糖分を含むものもあり、定期的な摂取はむし歯や肥満の原因となりかねません。

フレーバーウォーターも糖分が含まれている

見た目は水に似ているフレーバーウォーターですが、実際は香料や砂糖で味付けされた加工飲料であり、子どもの日常的な水分補給には適していません。

透明で水のような見た目に反して、実際には糖分やカロリーが含まれており、無意識の過剰摂取を招きやすいです。

500mlのペットボトル1本に、砂糖を主成分とする甘味料や香料、さらには鉄分や果汁などが添加されています。

子どもの体にいいおすすめの飲み物

子どもの体にいいおすすめの飲み物

子どもの体にいい飲み物としておすすめできるのは、糖分や不要な添加物が含まれていないものです。たとえば、下記の2つがあります。

  • お茶

それぞれをおすすめ理由について、以下で解説します。

水は子どもの日常的な水分補給に最も適した飲み物です。余計な塩分や糖分が一切含まれておらず、体に必要な水分だけを純粋に補給できます。

なお、子どもの1日に必要な水分の摂取量は、下記を目安にしてください。※

  • 体重8Kgの乳児:800mL
  • 体重15kgの幼児:1250mL
  • 体重27kgの小児:1640mL

※参考:札幌東徳洲会病院小児科

お茶

幼児の飲み物として、ルイボスティー、麦茶、コーン茶などのカフェインを含まないお茶がおすすめです。水分補給に適しているだけでなく、それぞれの茶葉由来の自然な風味が楽しめます。

たとえば、麦茶には独特の香ばしさがあり、ルイボスティーには甘みがあるなど、子どもが飽きずに飲める特徴があります。一方、ウーロン茶、玄米茶、ほうじ茶などのカフェインを含む種類は避けましょう。

水やお茶を子どもが嫌がる理由

水やお茶を子どもが嫌がる理由

糖分や添加物が含まれないという理由で水やお茶を与えたくても、子どもが飲んでくれないケースもあるでしょう。

しかし、これらは単に子どものわがままではなく、体質的な問題も関係しています。

甘い味に慣れてしまっている

子どもが水やお茶を嫌がるのは、生まれた時から甘い味に慣れているためです。赤ちゃんの主食である母乳やミルクに含まれる天然の甘みが、最初に覚える味覚となるからです。

そのため、甘みのない水やお茶は物足りなく感じ、自発的に飲もうとしない傾向があります。

水分補給の習慣づけには、少しずつ甘くない飲み物に慣れる過程が必要です。

味覚が敏感

子どもが水を嫌がる原因として、水道水に含まれる塩素などの微量成分に対して敏感な味覚を持っているケースがあります。大人には気にならない程度の味や匂いでも、子どもにとっては強い違和感となることがあります。

たとえば、水道水は飲めないのに、市販のミネラルウォーターは抵抗なく飲めるというケースもあります。

子どもに水を飲んでもらうコツ

子どもに水を飲んでもらうコツ

子どもに水を積極的に飲んでもらうには、下記の3つを意識してみてください。

  • ジュースを薄めて慣れさせる
  • 大人と一緒に飲む
  • 手軽に飲める環境を作る

子どもに合わせて、いずれかの方法を試してみてください。それぞれの効果について、以下で解説します。

ジュースを薄めて慣れさせる

子どもに水を飲んでもらうには、好きな飲み物を徐々に薄めていく方法が効果的です。味覚の変化を緩やかにすることで、子どもが違和感に気づきにくいためです。

たとえば、最初はジュースや牛乳を少量の水で薄め、気づかれない程度に水の量を増やしていきます。

徐々に薄い味に慣れることで、最終的には水やお茶を自然に受け入れられるようになります。

大人と一緒に飲む

大人が「おいしい」と言いながら水やお茶を飲む姿を見せることも効果的です。子どもが大人の行動に興味を持ち、自然と真似をしたがる特性を活用した方法です。

たとえば、「今日は暑いね、この水おいしい!」と声に出しながら飲んでみたり、「ごくごく飲むと気持ちいいね」と楽しそうに飲む姿を見せたりしてみてください。

子どもが興味を示したら一緒に飲んで共感し、楽しい経験として定着させていきましょう。

手軽に飲める環境を作る

子どもに水を飲んでもらうには、水を飲みやすい環境づくりも必要です。

たとえば、ウォーターサーバーの設置を検討してみましょう。ウォーターサーバーであれば、子どもの手の届く高さで操作が簡単なため、自分で飲みたいときに水を飲めます。水道は高さや操作が難しく、また塩素臭さが気になる子どもも多いですが、ウォーターサーバーならその心配もありません。

いつでも水分補給ができる環境を整えることで、自然と水を飲む習慣が身につきます。

子どもの飲み物は水がベスト

子どもの飲み物は水がベスト

子どもの日常的な水分補給には、純粋な水が最適な選択です。水には余計な糖分や添加物が一切含まれておらず、体に必要な水分だけを補給できます。

牛乳や野菜ジュース、スポーツドリンクは栄養があるように見えて実は糖分が多いので、できるだけ避けた方が良いでしょう。また、緑茶やウーロン茶にはカフェインが含まれているため、幼児には適していません。

水が苦手な場合は、麦茶などのノンカフェインのお茶や、ジュースを少しずつ薄めていく方法で、段階的に慣れさせていくことをおすすめします。

水の「安心・安全・美味しさ」にこだわったリセットタイム

リセットタイム

子どもに安心・安全で美味しいお水を与えるなら、リセットタイムがおすすめです。

リセットタイムは、子どもでも美味しく飲める下記のこだわりがあります。

  • 体に優しい弱アルカリ性
  • 日本人の味覚に合う軟水

さらに、安全性にもこだわっています。

  • クリーンルームで外気に触れることのない充填体制
  • モンドセレクションの360°品質評価にて金賞を受賞
  • ろ過除菌のみの完全非加熱
  • PFAS検査・放射能検査を定期的に実施
  • 硝酸態窒素が不検出

お水へのこだわりを詳しく見る

水道水よりも安全かつ美味しいお水なので、子どもの水分補給に最適です。

ぜひ子どもの体にいい飲み物をお探しの方は、リセットタイムをご検討ください。

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中尾 尚喜

執筆監修

中尾 尚喜営業

2020年より長年関わってきたフード業界と全く経験のない営業職に挑戦。ウォーターサーバーメーカー i・ライフソリューションズにて、「ResetTime」の法人営業にゼロから務める。自然の恵みであるアルカリ生天然水 ResetTimeの美味しさを知り、天然水の良さをより多くの人に知ってもらいたいという想いで日々、挑戦中。

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